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中高年ひきこもりは他人事ではない

ひきこもりといえばこれまでの調査では15歳から39歳の方が対象になっていて、中高年のひきこもりの実態はわからないままでした。

 

2018年の調査でようやく40歳から64歳までの方を対象に行われ、この年代のひきこもりの人は約61万人に上ることが判明しました。

 

しかも男女別では男性が3/4と多いことがわかっています。

 

このページでは中高年男性のひきこもりの原因と対策を考えてみます。

中高年のひきこもりの原因は仕事関係が中心

若年層では学校に通えなくなったなど職場以外の要因も考えられますが、中高年だと学校関係に代わって仕事関係が中心になっているのが特徴です。

 

もちろん双方の年代で共通なのは、病気やケガなどもあります。

ひきこもりが起きる背景

ひきこもりが起きるのはさまざまな要因が重なっていることが多いようですが2点挙げるとすると次の二つになると考えています。

  • 親と同居
  • 仕事が見つからない

親と同居

一人暮らしをしていて、リストラにあってしまい、仕方なく親と同居した方がそのままひきこもりになってしまうケースもあるはずです。

 

また、いつか一人暮らしをしなくてはいけないと思っていたら、正社員など安定的な仕事を見つけられずに、気が付いたらひきこもりになっていたケースも考えられます。

 

いずれにしても、親が健在であり、家庭内での生活が成り立っていると、ラクなのでひきこもりに繋がりやすいです。

 

生活費を親が支払ってくれるのであれば、仕事を探そうとする意欲も湧いてきません。

仕事が見つからない

大人になってもお金を稼いでいない状態はなんだか後ろめたいですよね。それが頭の中にあってなかなか外出できないのかもしれません。

 

外出すると時間もお金もムダになってしまうのであれば、家のなかでじっとしていた方が経済的にも助かるからです。

ひきこもりの解決は二通りある

ひきこもりの状態を解消するには、

  1. 仕事に就くなど積極的に行動する
  2. 家で出来る仕事を見つけるなどひきこもりを受け入れる

の二通りで考えてみます。

仕事に就くなど積極的に行動する

ひきこもりの状態に耐えられないのなら、外での仕事を探すなどして積極的に動く必要があります。

 

ですが、中高年男性には仕事探しではさまざまなハードルが横たわります。

  • 書類選考で落とされる
  • 就きたい仕事が見つからない
  • 面接が苦手
  • 経歴にブランクがある

求人雑誌でも中高年歓迎の特集記事は良く見かけますが、業種は清掃や警備が多いですよね。今まで他の業種で働いていた人だと、なかなか応募できないかもしれません。

 

希望する仕事が見つからないときは、ネットをフル活用して、「未経験歓迎」「中高年OK」「大量募集」などの条件でヒットする仕事を中心に探してみましょう。

 

経歴にブランクがあるなら、面接で突っ込まれるのはほぼ確実なので、「ブランクOK」などの仕事を中心に探してみましょう。

 

若者向きの求人サイトは多いですが、中高年専門の求人サイトは探すのも大変です。シニア求人ナビは50代・60代中心のお仕事情報サイトなので、この年齢層の方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

また、男性求人のみを掲載しているアップステージなどは、中高年男性にも探しやすいサイトの一つです。

ミステリーショッパーならお店に行って感想を書くだけでお金になる

ひきこもりがちな方でも、コンビニやスーパーに行かれるのではないでしょうか。

 

そのような方にピッタリなのが、お店を利用して感想を書くとお金をもらえるミステリーショッパーが引きこもり脱出の第一歩になるかもしれません。

 

ミステリーショッパーは覆面調査員とも呼ばれていて、ガイアリサーチなど専門の求人サイトも立ち上がっているので、外で働いて気分をリフレッシュしたいなら、サイトを確認しておきましょう。

家で出来る仕事を見つけるなどひきこもりを受け入れる

中高年になると仕事でも経験が要求されることが多いですよね。でも今まで働いていないのなら、経験不足がネックになってなかなか新しい就職先が見つからないかもしれません。

 

ですが、発想を切り替えて、家できる仕事を探して、収入を確保しておけば、お金を稼ぐスキルや経験を他の分野で活かせる可能性が出てくるので、あきらめる必要はありません。

 

世はまさに、テレワークやクラウドワークなど、自宅や小さなスペースを利用して働いている方もいらっしゃいます。

 

満員電車が苦手でひきこもりになった方でも、自宅で出来る仕事はきっとあるはずです。

お小遣い程度ならアンケートサイトが便利

家族が働いているなど経済的な心配がないのなら、お小遣い程度でも稼ぐ力を身につけておきたいものです。

 

ネットでお金を稼いだ経験がないのなら、アンケートに回答するだけでポイントが貯まり、金券などと交換できるアンケートサイトでコツコツ金券をゲットすれば、少しは家計の足しになるはずです。

水道光熱費を稼ぐなら副業といわれているものでもOK

実家で暮らしていても、お金がかからないわけではありません。食料品や水道光熱費はあなたが支払っていないのなら、家族の誰かが負担しています。

 

家族に迷惑をかけたくないのであれば、水道光熱費などは家に居ても稼ぎたいものです。

 

そのために必要なのは、ネットとパソコンで、その二つがあれば、仕事のマッチングサイトのクラウドワークスなどを通して、あなたが出来る仕事が見つかるかもしれません。

 

特にライターの仕事は、書きたい内容が思いつくのなら、おすすめです。

 

もちろん、苦手なジャンルだと、気合を入れたくても、文章が思いつかないので避けましょう。

 

副業といわれているものの中には、本業で行えるものも探せばあるかもしれません。

家賃を稼ぐなら投資と副業のコラボ

高齢の親など他の家族が働いていないのなら、あなたが家の仕事で稼がないと、貯金の目減りに耐えられなくなってしまいます。

 

家賃を稼ぐなら、副業だけではまかなえないかもしれません。副業で稼いだお金の中からわずかでも、株式投資などにお金を振り向けて、投資の勉強もスタートすれば、将来性も期待できます。

家事はできるようになっておくと困らない

将来一人で暮らすとなると、家事は身に付けておく必要があります。家族に任せきりではなく、少しずつでも家事をマスターしておけば、自炊しなくてはいけない時が来ても困らないでしょう。

 

ネットを使った副業以外では、もし自宅に庭があるのなら、家庭菜園で野菜を育てれば、少しは高くなった食材費の足しになるはずです。

 

今の時代、中高年男性の方は経験がない状態で新しい仕事をスタートするとなると、若い人や中高年女性よりも大変です。

 

ここは発想を転換して、家に居るのが苦痛なら、外での仕事を見つける方向で努力を継続して、外での仕事がどうしても見つからないのなら、仕事探しと並行して、パソコンとネットを活用した副業的なことで生活費を稼ぎ出されば良いですよね。

 

一方、家に居るのが苦痛でないのなら、あなたの意志を通して、フリーランスなどで活躍する道を見つけてみてはいかがでしょうか。