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仕事に役立つ諺(ことわざ)

流行語の多くがいつの間にか消え去ってしまうのはなんとも寂しい限りです。

 

一方、故事やことわざが時代の荒波を乗り越えて、現在まで語り継がれているのは、それだけで多くの先人たちが同じ経験を共有しているわけで重みが違います。

 

人の一生は長いようで短いものです。変化が激しい時代では自分だけの経験ではなかなか対応出来ない事も出てきてしまいます。

 

そのような時に役立つのは先人の知恵や言葉です。

 

歴史は繰り返すという言葉の通り多くの物事は過去に同じような出来事が起こっているものです。歴史本を読むのも良いですが時間が無い。

 

本が苦手という方のために諺(ことわざ)の中からビジネスに役立ちそうなものをピックアップして解説してみます。
将来予測のツール
人の心に感銘を与えてくれる歌と言うのは時代の洗礼を乗り越え人々に感動を与えてくれます。

 

古くから今に伝わる名言や格言も同じような状況に遭遇した人が納得しているから消えずに残っていると考えています。

 

このページでは諺などを身近な例を挙げながら説明しています。

千里の道も一歩から

長い道のりも第一歩からスタートするという意味です。電車は停車している状態から走り始めるのはかなりのエネルギーを使います。

 

車もアクセルを強く踏みこみます。自転車も漕ぎはじめは体力がいるので、一時停止した方が安全な道路も止まらずに走る方が多いです。

 

仕事も同じです新しく事業を創めるというのは結構大変です。資格取得もそうで、通信教育の広告が入るのは月曜日や月初めが多いです。もちろん物事を始めるのに最適だからです。

 

新しいく仕事を始めた方はご存知かもしれません。売り上げなどの数字は1,000を1,500にするのはそれ程難しくないのです。0を1にするのは思いのほか大変です。

 

自転車などは一度走り出してしまうと後は楽です。あれこれ迷ってなかなかスタートを切れない方は走りながら考えるという方法もあるので最初の第一歩を切ってみてはいかがでしょうか。

百聞は一見に如かず

100回人から聞くよりも自分の目で見て確かめる方が良いという意味です。

 

私はセミナーで人の話を傾聴するのが好きです。

 

何かを始めるためにある程度の知識を集める事は大切です。実際に自分から行動しなくては分からない事も多いです。

 

ノウハウコレクターになっても実際に知識を応用して、生活や仕事に役立てなければ宝の持ち腐れです。本やセミナーで知識を集めたら早速行動して自分の目で確かめ経験すると良いでしょう。

窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ)

ネズミはネコよりも弱い生き物です。普通はネコを見かけると逃げ出すネズミも、追い詰められて逃げ場が無くなってしまうと最後の力を振り絞って反撃するという諺です。

モチベーションアップの記事にも書きました。人間は追い込まれると力を発揮する場合が多いです。夏休みの宿題をギリギリで一気に片づけた方も多いのではないでしょうか。

 

生き物は追い込まれると本能的に生きる道を探します。しかしこの時には物凄くエネルギーを消費してしまいます。

 

仕事や生活では火事場の馬鹿力を発揮しなくてはいけない状態の連続では疲れてしまいます。メリハリを付けて上手に活用していきたいものです。

明日の百より今日の五十

明日貰えるか分からない百両に期待するよりも今日貰える五十両を確実に手にした方が良いという意味です。

 

株式投資を行っている方には分かりやすいことわざです。

 

お金の単位として百両と言われても今の方はピンとこないかもしれません。

 

明日貰えるか分からない1万円に期待するよりも、今日貰える5千円を手に入れた方が良いという事です。

 

ある程度未来が見通せる安定した世の中なら10,000万円に期待する事も出来ます。変化の激しい時代では今の5,000円はそれ以上に価値があるという事です。

 

未来は不確実です。明日1万円貰える保証はありません。

 

もしかしたらお金を渡すはずの人が逃げてしまう可能性もあります。その場合は0円となってしまいます。

稼ぐに追い付く貧乏なし

まじめに働いてお金を稼いでいれば貧乏になる事は無いという意味です。

 

お金と言うのは稼げば稼ぐほど様々な名目で手元に残るお金が少なくなってしまうと考えがちです。

 

「それなら働かない方が楽」と思う方もいらっしゃるかもしれません。現在は黙っているだけでは家賃、光熱費などでお金は出て行ってしまいます。

 

出ていくお金の速度が気になるなら利幅の高いビジネスを考えるのも良いでしょう。もちろん節約は大切です。

敵を知り己を知れば百戦危うからず

意味は敵の力と自分の力を知れば負ける事が無いという意味です。

 

敵を知り己を知れば百戦危うからずは、「孫子の兵法」 原文の一文です。本当はこの前後に文章が繋がっています。

 

おおよその意味を簡単にまとめると次の通りです。

 

敵の事も自分の事も知っていれば必ず勝つ
敵の事を知らずに自分の事だけ知っていると勝ったり負けたりする
敵の事も自分の事も知らなければ必ず負ける

 

この中で最も望ましい事が多くの人に知られていて、試験や就職など日常にも応用が利きそうです。

 

例えば試験なら、参考書などで難易度を確認して、実力テストで自分の力を知れば、良い結果が得られそうです。

 

就活でも企業の選考方法や人気度と自分の能力や経験を、客観的に知ることが出来たら良いですね。