本ページはプロモーションが含まれています
先人が様々な経験を経て苦労の上で探し出した法則は世の中に多数あります。法則を頭に入れておけば同じ状況になった時に迷いが少なくなります。
その中で仕事に役立つ有名な法則をピックアップしてみました。
経済学者ヴィルフレート・パレートが提唱した法則なのでこの名前がついています。
大部分の現象は一部の要素によって影響されているという意味です。
私たちのビジネスに当てはめてみると上位20%の顧客の売り上げが全体の80%を占めるという事です。
実際には1割の方が9割以上の売り上げに貢献しているかもしれません。数字的には80:20の法則に近い気がします。
これだけの数字を見せられてしまうと継続利用者やお得意さんを大切にしないとビジネスとして成立しない事が分かります。
潜在顧客を固定客にして最終的にはファンにするようなシステムがあると長期的な発展も望めそうです。
1件の重大事故に至るにはその背後に29件の軽微な事故が存在しさらに事故などに繋がらなかったけれどもヒヤリ・ハットした事象が300件あると言う意味です。
ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが導き出した法則なのでこの名前が付いています。ヒヤリ・ハットの法則とも言われます。
車を運転されている方ならヒヤリとした経験が有るはずです。いきなり重大事故に遭遇するのはほとんどないはずです。
その中間の軽微な事故は見過ごしてしまうと重大事故に繋がる確率が高いです。
誰でも事故は起こしたくありません。一日の運転などが終わったらヒヤリとした場面を思い出して今後に繋げていけばよいでしょう。
ハインリッヒの法則はもちろん仕事にも活かせる法則です。
特に災害や事故の情報がすぐに拡散する世の中では重大事故が引き起こされる前に、対処するのが継続的な企業の運営では不可欠です。
消費者がある商品を購入するには5段階のプロセスがあるという意味です。アイドマの法則とは
Attention(注意)
Interest(関心)
Desire(欲求)
Memory(記憶)
Action(行動)
の頭文字をそれぞれ取ったものに由来します。
最近はスマホで検索した商品をその場で衝動的に購入する方もいらっしゃるかもしれません。
しかし一般的に商品知識のない物をいきなり購入する人は少ないです。
企業が広告を出すのはお客さんに商品を知って欲しいからです。お店に足を運んだとなると関心がある状態です。
見て触って良いと思ったら商品名を記憶します。お店が遠い場合などはその場で購買行動を取ってしまうかもしれません。
このように商品を売る側でも買う側でもAIDMAの法則は役に立ちます。営業の仕事をしている方や自分でビジネスを行っている方は覚えておいて損はありません。
限られた人生の間で多くの先人が導き出した結論や法則に到達する事は難しいです。そのような時は様々な法則や推論に触れる事が出来るのは本当に助かります。