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仕事を探すうえでは目に見えない参入障壁を意識する必要があります。
参入障壁は上手に突破し味方にすると今度はあなたの高い報酬を守ってくれるようになります。
仕事には参入障壁があるものとないものがあります。参入障壁になりうるものは
などがあります。一つずつ簡単に解説していきます。
技能は一朝一夕に身につかないものがあります。身近な例ではカットスタイリストや美容師が思い浮かびます。カットスタイリストが一人前になるまではかなりのトレーニングと実技研修が必要です。
実際に技能が身についているかも試験が行われるのが一般的です。
技能が身についていれば、次の仕事を探す際も大きな武器になります。一方カット経験がない方は一から技能を身につけなければならないので、確かに参入障壁は存在します。
資格は誰でも簡単に取れるものから、何年間も学校に通いようやく資格試験の受験が出来る難しいものまで様々です。最難関が法曹関係や医療関係です。
弁護士や医師になるには、かなりの時間とお金が必要で、これらの困難があるから、多くの人があきらめてしまうのです。
その一方、実際に一線で活躍できると高い報酬を手に入れることが出来るようになることも確かです。
弁護士や医師はこのような理由から限られた人しか行うことはできず、経験がない方はあきらめてしまうはずです。
時間は味方にしていると、年月の経過とともに、自然に報酬が増えていくのが特徴です。
資格取得や技能の習得も時間を効率的に使うことでクリアできるので、資格を取った方や技能を習得した方は時間を味方につけたとも考えられます。
時間を味方にしていないと、お給料はなかなか思うように増える事はありません。理由は、何度も違う仕事を一から始め、継続できなくては経験がリセットされてしまうからです。
転職は仕方のないことですが、出来るだけ大きな目標を持ちながら、コツコツ経験を積み重ねていくと採用者側へのアピールにつながります。
たとえば、いつか料理関係の仕事に就きたいなら、食品関係で働くことは短期間の経験でも一歩一歩着実に目標に近づいているとも考えられます。
また、飲食系フランチャイズの説明会に参加したりして飲食系の仕事で成功している方の話を聞くのも良いでしょう。
性別は個人の努力ではどうしようもないことです。男性なら深夜の仕事や力仕事、理数系の強い方向きの仕事がよいかもしれません。
深夜が苦手でないなら、タクシードライバーなら高いお給料を得るチャンスがあります。
女性なら、デパート関連やファッション系の仕事なら、活躍できるシーンは多いはず。乾杯系の仕事を中心としたナイトワークも女性ではないと男性のお客さんが来ないのです。
このよう点を考えると性別も参入障壁と考える事が出来ます。
年齢も性別同様に本人の努力ではいかんともし難いものがあります。年齢が上がると不利になってしまうのは、特に男性です。
中高年女性はアルバイトやパートでも活躍している人が多いのに対し、男性は年齢が上がるほど、パートやアルバイト、中途採用でも不利になってしまいます。
もちろん、経験や人脈があるなら、中高年男性でも次の仕事は見つかりやすいです。即戦力として期待できるからです。
しかし、若年層と同じ仕事を毎日繰り返し、スキルや人脈が構築できなければ、就職や転職は苦しいはずです。
採用側は、「若い上司の下で働いてくれるのか」「若いリーダーが遠慮なく接することが出来るのか」なども気がかりになるはず。
若い人材と、中高年が同じ仕事に応募してきたら、若い人が採用されてしまうはずです。
このように考えると年齢も高くなればなるほど、それ相応のスキルや技能、経験や人脈が必要とされるので、参入障壁が存在しているのがわかります。
これから働く人が考えなくてはいけないことは、コントロールが出来ない事に目を向けるのではなく、工夫や努力次第で参入障壁を突破する事を目指す事です。
具体的には、性別はコントロールできません。女性向きの仕事は求人サイトの女性だけの写真や募集要項に「女性が活躍中です。」などを見かけたら、まず男性は採用されづらいので、他の仕事を見つけるようにします。
コントロールできるのは、
です。この3つは互いに深い関係があるのですが、最も大切なのは「時間」です。時間は誰にでも平等に24時間が毎日プレゼントされます。
この24時間の中から、生活に必要な時間を除いた自由時間を少しでもつくりだし、技能や資格取得に費やす事が出来れば、参入障壁が高い仕事に就く事も出来るはずです。
一旦他の人が出来ないような仕事に就くことが出来れば、今度は参入障壁があなたの味方になってくれることでしょう。
手っ取り早くお金を稼ぐなら、誰でもできる仕事を目指すのも悪くはありません。しかし、多くのお金を稼ぐなら、時間を味方につけておく必要があるのです。