本ページはプロモーションが含まれています
いま、資格をすることが流行っています。雑誌もたくさん発売され、またテレビCMでもよく資格講座について放映されています。
「キャリア」とは、その人の経歴、職歴などという意味で使われることが多い言葉ですね。
単にその時点での職業、ではなく、人生の上において積み重ねていく「キャリアの形成」、こちらが大切です。
キャリアの形成を行っていく上で「就職する」「転職する」などということも関係してきます。
自分がやりたいこと、目指すことをよく考え、それに向かって自分の適性や能力に応じてキャリアを形成していくのです。
キャリア形成の上でポイントとなるのがまず「自己理解」と「仕事の理解」です。
自分の能力をきちんと把握し、自分がやりたい仕事についての情報収集と、自分の適性や能力が果たしてあっているのかどうかよく考えます。
それから出来れば進路を決める前に事前体験をしてみる(OJT・インターンなど)、その上で選択決定をするのが一番良い方法でしょう。
そして決定、一歩踏み出し新たな世界で適応していくわけですね。
このように順序立ててきちんと考えていくと、少しずつ自分のやりたいことや出来ること、またやりたくないことや出来ないこと、というが客観的に見えてくるのです。
そうすると「資格を取得したい」「取得しなければ」という必要性が出てくる場合もあるのです。
とにかく一度、自分自身のキャリア形成についてじっくり考えてみることをオススメします。
就職に有利だから、という理由で受講される方も多いようです。でも一度よく考えてみてください。あなたはその資格が本当に自分の役に立つと思いますか?
「今は就職するのが難しいから、まず何か資格を取って、それを武器にして就職活動をしよう」なんて思っていませんか。
それはあまり良い考え方とは言えません。。実際はそういう人が多いですよね。
もちろん、前向きに何かを学ぼうとする姿勢は素晴らしいものですし、本当に役に立つのなら言うことはありません。
まず最初にその資格の特性と分野をよく考えた上で、本当に自分のためになるのかどうか見極めることが大切です。
「資格はあくまでひとつのツールでしかない」ということです。
まず最初に資格があるのではなく、やりたい仕事、興味のあることに役立つから勉強する、取得する、というのが本来の姿なのです。
最初にするべきことは、自分が何をやりたいのか、どういう道に進みたいのかをよく考えること。そうすれば自ずからやるべきことが見えてきます。
資格と一口に言ってもその数は膨大で、どこから手をつけて良いのかわからないくらいです。その膨大な資格を振り分ける種類もいろいろあります。
まず「権限者による分類」として分けられるのが『国家資格』『公的資格』『民間資格』です。
法的な裏付けがあるわけではないです。人気があり社会的にも認知されている資格がある反面、社会的評価がほとんどないものも混在します。
日本だけでなく国際的に認定される資格がもあることも特長の1つです。TOEIC、TOEFL、インテリアコーディネーターなどがあります。
それから「業務範囲による分類」もあります。『業務独占資格』特定の資格を有するもののみが従事可能な業種(医師、薬剤師、弁護士、司法書士など)
『必置資格』ある事業を行う場合は、その資格保持者を必ずおかなければならない業種(クリーニング店におけるクリーニング師、旅行会社における旅行業務取扱管理者など)
『名称独占資格』業務そのものは、出来るが資格取得者以外にはその名称利用が禁止されている業種(中小企業診断士・介護福祉士・調理師など)
資格を取得すればそれで終わりではありません。時間とお金を使った以上のメリットがあるのか再確認したいところです。
ところで、資格を取得することでどんなメリットがあるのでしょう。
もちろん、その資格が就いている(または目指している)職種に関係ある分野であることが条件ですが。
資格に選ぶ時は希望の職種に関係あるものを選ぶことが大切です。
また、デメリットも存在します。
その他、途中で挫折してしまったり、試験に不合格になってしまったりすると、精神的にも落ち込みますよね。
在職中に勉強しようとすれば仕事との両立、体力的にも精神的にもなかなか大変です。
途中で辞めてしまったりすると、それまでにかかった費用や時間が全て無駄になってしまいます。
資格を取得する場合は、最初に「本当に必要なのか」「自分はやり遂げることが出来るのか」などよく考えて行動することが大切です。