医療系や製造系、アパレル系にも該当しないその他の専門系求人サイトを特集しています。

 

目指す業界や職種があるなら、専門求人サイトの方がスムーズに就活をすすめられるはずです。

 

また、総合型転職サイトと併用する方法もあります。

人材紹介会社サービスの分類と選び方

人材紹介会社の正式名称は有料職業紹介事業です。有料なのは、採用側にとって有料なので、求職者サイドは無料で利用することが出来ています。

 

システム上、有料職業紹介事業者は「うちの会社は無料で利用出来ます」とアピールしても、制度の仕組みをしっている求職者は、「そんなのどこもいっしょ」と思われて、アピールには繋がりません。

 

 

そこで、他社との差別化を図るためか、様々な工夫が行われているようです。

 

その一つが、専門分野に特化した人材紹介サービスです。医師、看護師、薬剤師、IT系企業などスペシャリストに特化したサービスを立ち上げることで、専門知識な豊富なコンサルタントによる転職支援を希望する、求職者を多く集めることに成功しています。

 

確かに総合系の人材紹介サービスにも、医療系やIT系などのカテゴリは存在します。ただし、総合系の枠内では医療やIT分野に注ぐ事が出来る、人的資源はどうしても限られてしまうのです。

 

二つ目は、新卒や既卒者を対象に行う人材紹介会社が増えている点です。

 

今までの人材紹介サービスは有る程度キャリアを積んだミドル世代前後の利用を想定していました。いわゆる即戦力です。

 

実際に、就活中の親戚になぜ人材紹介会社を利用しないのか尋ねたところ、「人材紹介会社は転職者向けのサービスだから」と言っていたのを覚えています。

 

もちろん、新卒者向けの求人サービスはリクルートを中心に充実しているので、人材紹介会社をわざわざ利用する必然性はなかったようです。

利用者の迷いを解消してくれる専門求人サイト

このところ、新卒者や社会人未経験のフリーターや既卒者まで、対象範囲を広げたサービスが登場している背景は何が考えられるのでしょうか。

 

人手不足の側面もありますが、ミドル世代で培った人材紹介会社のノウハウを、その他の世代にも応用させて収益の機会を増やそうとする、企業サイドの事情もあるのかもしれません。

 

ポイントは、既存のミドル向け人材紹介サービスの利用対象者を広げるのではなく、新しく専門サービスやサイトを立ち上げている点です。

 

ミドル向きのサービスと新卒・既卒者向けサービスを融合せずに別々にしているのは、利用者の迷いを少なくするのと同時に、研修や教育を就職先の紹介の前に行わなくてはならないので、根本的な部分で利用フローが異なるので、別サイトにする意味合いは大きいようです。

 

ミドル向けは経験やスキルが必須

年齢を重ねている分だけ、スキルや経験があるかがミドル向け人材紹介サービスでは問われる事になるのです。

 

一方、新卒や既卒の方なら、年齢が若い分、伸びしろの多さが期待出来ます。しっかりと教育・研修を受けたのちに、企業紹介を行なえば、若さとスキルを兼ね備えた人材を企業側は採用できるのです。

 

新卒・既卒者向けサービスで行われる研修の多くは、どこの企業でもある程度通用する内容ですが、

 

スキルや経験があるミドル世代は今まで通り、総合系の人材紹介サービスで問題ありません。営業やIT、プログラミングなど特定の仕事で活躍したい新卒や既卒者向けの人材紹介会社も人気があります。

 

営業系の仕事を希望する既卒者やフリーターは、営業カレッジのコースを設置している、JAIC（ジェイック）がおすすめです。一方、プログラミングの仕事を行いたいなら、IT研修＆就活塾　ProEngineerがおすすめです。

 

いずれにしても、あなた自身がどの業種や職種に向いているのかは、事前のカウンセリングや説明会に参加してみないと分からないかもしれません。

 

>少しでも興味がある分野なら、積極的に無料体験講座やカウンセリングを受けてみてから、向き不向きを判断すると、眠った才能を開花させることができるかもしれません。