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雇用形態別の特徴一覧

様々な働き方が有る便利な世の中です。どれを選んだら良いのか迷う事もあるのではないでしょうか。

 

このページでは各雇用形態の特徴を簡単に解説しています。

正社員

正社員は多くの方にとって理想的な雇用形態のはずです。ある程度の勤務実績があれば賃貸住宅の入居審査もクリアできます。

 

持ち家派の人なら、住宅ローン審査が有利になるのも正社員です。

 

ところで、正社員の言葉の意味はご存知でしょうか。正社員は一般的に知れ渡っている言葉で今さら説明しなくても良さそうです。意外に知られていません。

 

正社員とは企業と契約期間を定めずに雇用契約を結ぶ従業員の事を言います。

 

労働法制でも正社員の身分はその他の雇用形態よりも有利なものが多いです。

 

正社員のメリットはやはり福利厚生がしっかりしているので将来設計を描きやすい事が挙げられます。

 

住宅ローンを安心して組むことが出来るのも、正社員の安定性による所が大きいのではないでしょうか。

 

正社員のデメリットは他の雇用形態のような自由度が少ない事です。

 

転勤は原則として拒否する事は出来ませんし、ある程度のプライベートは犠牲になってしまう事もあります。

契約社員

「社員」という名称が使われているので正社員に近い面もあるのが契約社員です。

 

正社員との違いは「契約期間」が決められている事です。契約期間は通常3年です。専門職の場合は5年となっています。

 

雇用契約内容が書面にて明確にされているのは正社員と同一です。契約期間の満了によって労働契約は解消してしまうのが特徴です。

 

契約社員のメリットは派遣社員やアルバイトなどよりも安定的に仕事に就くことが出来る事等です。昔は1年だった雇用期間は3年に延長されました。

 

契約社員のデメリットは正社員よりも不安定な事と契約満了後にまた新たに仕事を探す必要があるかもしれない点等です。

業務委託

特定の依頼主から任せられた仕事を成果として結果を出す事により仕事の依頼主からそれに応じた報酬を得られる雇用形態を言います。請負と呼ばれる事もあります。

 

当事者間で委任契約や請負契約が交わされるのが普通です。

 

業務委託のメリットは自分が得意な分野や好きな仕事を自由に行える事などです。依頼主の指揮命令を受けないので伸び伸びと働くことが出来ます。

 

業務委託のデメリットは労働法の保護を原則として受けることが出来ない点などです。

 

労働法の保護という面では正社員、契約社員、派遣社員やパートタイムなどと比べて劣っています。

派遣社員

正社員や契約社員が実際に働く会社と雇用契約を結ぶのに対して、派遣社員は最初に人材派遣会社と労働契約を結んだ後に、実際に働く企業に「派遣される」労働形態の事を言います。

 

派遣会社で誰と雇用関係を結んでいるか一目瞭然なのが健康保険に加入した時です。

 

派遣社員のための健康保険組合に入る事からも、契約が実際に働く場所とは結ばれていない事を実感します。

 

派遣社員のメリットは特にやりたいことが分からない時に、様々な業務を行いながらスキルアップを行える点などです。

 

派遣社員のデメリットは先程の健康保険などの福利厚生は、派遣企業に登録しているだけでは受ける事が出来ない点などです。

 

また、契約期間にも注意が必要です。

 

一般的な派遣は雇用契約が終了すると、お給料が途絶えてしまうので、不安になってしまいます。

 

一方、派遣元と無期雇用で契約を行うなら、たとえ派遣先との契約期間が終了しても、派遣元との契約が残るので、お給料が途絶えてしまうことはありません。

紹介予定派遣

実際に働く場所の事は面接などでは分からないものです。ある程度働いてみて始めて会社や業界の実情が分かる事も多いものです。

 

そのような働く側にとってのメリットを享受できるのが紹介予定派遣という制度です。

 

同じ事は雇用主にとっても言えます。実際に面接しても本人の適正や性格は分からないものです。

 

その点最大6ヶ月という派遣期間でじっくりと労働者の適正などを判断する事が出来ます。

 

紹介予定派遣のメリットは実際の職場の雰囲気を確認しながら、正式な直接雇用の機会が与えられることです。

 

紹介予定派遣のデメリットは「予定」は未定なので、本人が希望しても派遣先企業双方合意が得られなければ、正社員や契約社員となる事が出来ない点などです。

 

相思相愛が前提になるのが紹介予定派遣という制度です。

パートタイム労働者

パートやアルバイトと一般的に呼ばれていますが正式名称はパートタイム労働者と言います。

 

パートタイム労働者のメリットはやはり正社員などと比べ自分のライフスタイルに合わせた労働を行える事ではないでしょうか。

 

パートタイム労働者も法律によって様々な保護を受けることが出来ます。

 

パートタイム労働者のデメリットはあまり責任の大きな仕事を任せることが出来ないのでその分お給料も少なめな事です。

 

また週所定労働時間によっては各種社会保険が適用されない点などです。

フリーランス

フリーランスとは、特定に企業や組織に在籍せず、自分の技能を活かした仕事を行う個人事業主のことを言います。

 

技能を活かすという面では、作業場所にこだわらない、IT系の仕事との相性は抜群です。

 

IT系の仕事以外にもライターやアナウンサーなども、企業組織を離れ、フリーに転身した方が多いです。

 

仕事は企業から請け負う形で引き受ける事が多く、高い能力があれば高収入を確保する事も可能です。

 

また、サラリーマンからフリーランスになるのは、結構大変で最初はそのギャップに苦しむかもしれません。

 

一方、会社組織に属さないので注意点もあります。

 

毎月ほぼ一定額が支給される固定給と異なり、フリーの仕事は毎月の収入が一定しないため、信用度はどうしても低くなる傾向があり、賃貸契約では不利になる可能性もあります。

 

社会保険や福利厚生が手厚い企業と比べ、フリーは不安がどうしても付きまといます。

転職・求人サイトと人材紹介会社のサイト

求人関連のWEBサイトには

  • 応募まで行える転職・求人サイト
  • 人材紹介会社が運営の一環として作成しているホームページ

の2種類を多く目にするのではないでしょうか。両方とも様々な求人を検索できるので混同してしまう事もあるかもしれません。

 

純粋な転職・求人サイトは求人検索をして気になる求人を見つけても自分自身で応募などを行わなければいけません。目立ったサポートも無いのが普通です。

 

転職・求人サイトの場合はサイトを運営している会社に直接コンタクトを取ったり、面接する事は通常ありません。

 

それに対して人材紹介会社が運営の一環としているホームページは求人を検索する事が出来ます。

 

必ず最初に無料会員登録を行わなくては先には進めません

 

人材紹介会社とは求人企業と求職者を結びつける事が中心の業務です。

 

そのために様々な方法で宣伝活動も並行して行っています。その一つがホームページです。

 

人材紹介会社はフリーペーパーやホームページで紹介希望者と掲載企業を集客しているのです。

 

ホームページの種類が分からない時はQ&Aやサイトに記載されている文言で判断する事も出来ます。またサイトの許可番号を見つける事も一つの方法です。

 

「○○-ユ-000000」というような「ユ」とい文字を含む許可番号がサイトの下の方に掲載されている事があります。

 

その事でサイトが人材紹介会社のホームページである事を知ることが出来ます。

 

派遣会社のホームページなどは一般労働者派遣事業者の場合「般-○○-000000」などの番号が掲載されていることがあります。

 

各求人情報へのアプローチから見分ける事も可能です。

 

転職サイトも無料会員登録を行う事によって履歴書を保存出来たり応募履歴の閲覧が出来たりします。

 

転職サイトの場合応募するボタンを押すと単に会員登録するだけの場合が多いです。

 

一方人材紹介会社のホームページで求人検索をして応募しようとすると「紹介を受けるには会員登録が必要です」などの文言が記載されていることもあります。

 

「せっかく良い求人を見つけたのに人材紹介会社だった・・・」という事もあるので、求人サイトを見かけたらそれがどのタイプのサイトかはあらかじめ知っておくと便利です。