スメルハラスメントという言葉が話題になるように、現在は職場で臭いと思われるだけで、仕事に影響がでてきてしまいます。

 

体臭がキツイ方にはあまり働きやすい環境とはいえませんね。

 

しかし話題になってきたおかげで、体臭チェッカーなどの製品開発に本腰を入れていなかった、大手メーカーが本格的にニオイビジネスに参入してきたのは、明るい兆しといえます。

ニオイの悩みは自分ではわかりづらい

よほどの軟体の方でも、自分自身の耳の後ろや頭のニオイを嗅ぐことはできません。自分で嗅げる範囲はせいぜい、足のつま先やワキくらいでしょう。

 

自分のニオイが分からないのは、一人でいる分には全然ＯＫなのです。一人で黙々と自室にこもって仕事をしているなら、自分のニオイに悩まされることはありません。

しかしフリーランスの人でもずっと家にこもりっきりというわけではなく、出来る人ほど、積極的に外に出てヨコとの繋がりを構築しているものなのです。

 

人とのコミュニケーションで大切なのは、相手に不快な印象を与えないことです。ニオイもその一つです。

 

ニオイで困るのは、相手が臭っていても、それを指摘できないことです。鼻に手を持っていくなど間接的に相手に指摘するにも勇気がいります。

 

まして相手がクライアントなら、ニオイを指摘することで、関係をぶち壊してしまう可能性もあるので、だんまりを決め込む方がかしこい選択になるのです。

 

このようにニオイは自分で気づくしかないのです。指摘してくれるような人がいたら、怒るよりも感謝したいくらいですね。

 

プライベートならまだしも、ビジネスの現場では、ニオイの指摘はまず行われないと考えて間違いありません。

商談の成功もニオイがカギを握っていることも

自宅にクサい営業担当者が来たら困ってしまいますよね。ノリノリだった話も「やっぱり考えさせていただきます」になることも決して珍しくありません。

 

それは体臭でも苦手な香水でもいえること。男性でも最近は香水をつけている人が多いです。相手に印象付けるという面では良いかもしれませんが、すべての人に良い香りというわけではないのが香水のむずかしいところです。

 

お気に入りの担当者で良い香りの香水を付けているなら、商談もトントン拍子にすすむことでしょう。一方、相性の悪そうな担当者で、体臭があるのなら、いくら良い商品でも買いたくなくなります。

 

その後の付き合いのことを考えたら、別の担当者を回してほしい位です。

いずれにしても、商談の成功にも見えない体臭がカギを握っているかどうかも確認しようがありません。

他のコンプレックスとの大きな違いは見えないこと

からだのコンプレックスは見えるものが圧倒的に多いです。薄毛、ムダ毛、シミ、しわ、しらが・・・。最近は技術進歩のおかげで、今までは考えられなかったことまで、解消に向かっています。

 

例えばムダ毛なら、レーザー脱毛や美容電気脱毛、光脱毛から家庭用脱毛器まで幅広いラインナップが用意されています。選択肢が多すぎてどれを選んだら良いのか悩むほどですね。

 

ムダ毛とニオイの違いはやはり目に見えるか見えないかです。ムダ毛はレーザー脱毛では１週間から２週間の間にポロポロ抜け落ちることが多いものなので脱毛の効果が目に見える分、モチベーションを維持しやすいですね。

 

一方、ニオイは果たして本当に体臭があるのかないのかさえ不明なので、対策も気休め程度になってしまうかもしれません。

 

目に見えない敵におびえて刀を振りかざすようなことになっているとしたら、なんとももったいない話です。

 

香害やスメハラなどで多くの人がニオイのトラブルを抱えていることが分かって、ようやくニオイの見えるかの夢がかなったと言えます。

世界初！コニカミノルタのニオイ見える化チェッカーKunkun body（クンクン ボディ）

コニカミノルタといえば、計測器でも有名です。Kunkun bodyは、クラウドファンディングで多くの人から資金提供を受けて開発されたツールです。

 

機器もお金を集める仕組みも新しいですね。

 

Kunkun bodyはスマホアプリと連動して、体臭をチェックできるツールです。計測可能なニオイは2018年5月の時点で、「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」の三大体臭といわれているもののみです。

 

ワキガや口臭などのニオイ測定は出来ないので、注意が必要です。ただし、今後ソフトのアップデートが行われて対応可能な体臭が増える可能性は残されています。

 

また、スマホを持っていないと利用することができません。本体にはニオイを表示する機能がないので、ガラケーをお使いの方は、利用することができません。

値段は高くてもそれに見合うリターンは十分期待できる

Kunkun bodyの値段は30000円（税込）と決して安くはありません。しかし仕事でクライアントとコミュニケーションをとる機会が多い方なら、すぐに元がとれるはずです。

 

Kunkun bodyが気になる方はホームページにアクセスしてみると悩み解消の糸口が見つかるでしょう。