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多岐に渡るハローワークのサービス

ハローワーク(公共職業安定所)のサービス内容は多岐にわたっています。

 

もしかしたら「ハローワークは求人を探すだけ」の場所だと思っていませんか?そう思っていたらものすごく損をすることになりますよ。

例えば、「失業してから行くところ」に限らず、在職中でも活用できるのです。転職を考えている人、退職したいけどどうしたらいいかわからない人、そういう人にもアドバイスしてくれるのがハローワークです。

 

辞表の書き方、退職理由などについても相談できる、というから驚きですね。

 

求人はハローワークのパソコンによる求人情報検索だけでなく、ファイリングや部屋の外に掲載されている新着求人もこまめにチェックしましょう。
多岐に渡るサービス
また、求職中の人には教育訓練給付制度に基づいた講座を開いたり、就職支援を行ったりしています。

 

大学・短大・専修学校等の卒業予定者、未就職卒業者等を対象にした「新卒応援ハローワーク」30歳未満の若者を対象にした「わかものハローワーク」。

 

子育て中の女性を対象にした「マザーズハローワーク」管理職、専門・技術職を対象にした、人材銀行、日本での就業を希望する留学生や専門的・技術的分野の外国人のための外国人雇用サービスセンターなども展開し、いろいろな世代の人々にサービスを提供しています。

 

 

ハローワークは全国約550か所に設置されています。それぞれに管轄地域が決まっていて、同じ都道府県内でもその地域によって管轄するハローワークは決まっています。(たとえば、神奈川県横浜市の場合、同じ市内でも港南区はハローワーク横浜、青葉区はハローワーク港北、と管轄するハローワークが異なります。)

 

職業の紹介や求職活動(パソコン求人検索など)は全国のどこのハローワークでも行えます。雇用保険の手続きなどは自分が居住する地域の管轄のハローワークに行って手続きしなければなりません。

 

つまり、一番最初は自分の居住地の管轄ハローワークに行って、「求職申込み」を行ない、「離職票」を提出すること。

 

そしてその後「雇用保険受給者初回説明会」に出席し、「雇用保険受給資格者証」「失業認定申告書」を受け取ると、後はどこで求職活動をしても構わない、ということになるでしょう。

ハローワーク・インターネットサービスとは

ハローワークは全国にあります。でも、自分の居住地の近くにはどこにあるのかわからない、そういう時はまずインターネットを開きましょう。

 

ハローワークのHPでは、全国のハローワークの住所、電話番号、そして地図も調べることが出来るのです。

 

しかし実際行ってみたけれど、交通の不便なところだったり、なかなか時間の融通が利かなかったりということもありますよね。

 

また失業中は出来るだけ節約したいものです。

 

そういう時は、自宅のパソコンから求人情報を得ることだって出来るのです。それがハローワークのHPにある「求人情報検索」です。

 

ここから全国の求人情報を検索することが出来ます。ただ、ハローワークで求職登録をしたか否かで開示される情報の量も変わってきます。

 

また、ネット上では公開されない、ハローワークだけの情報もあります。自分のニーズに合わせてネットで探すか、ハローワークで探すか、という選択も必要になってきます。

 

また、求人情報検索以外にも助成金等雇用関連情報やしごと情報ネットの検索、教育訓練の講座検索、職務経歴書の書き方など、多岐にわたった情報を提供してくれています。

こんなにあるハローワークの種類

ご存じでしたか?ひとくちに「ハローワーク」と言っても、実は一種類ではないんです。ハローワークには、求職活動をする人々に応じて様々な種類のものが存在します。ここでそれらをご紹介しましょう。

ハローワークプラザ

地元のハローワークは自宅からはもちろん、どの駅からも離れている場所にあります。通うのが結構大変でした。

 

ハローワークプラザはハローワークの出先機関、利便性の良い駅前などに作られていることが多いです。 求人情報の検索や紹介などができます。雇用保険関係についての業務は取り扱いしていません。

 

例えば蒲田ワークプラザは地元ではありません。駅から近いので地元よりもこちらを良く利用していました。

 

なんと駅から徒歩2分の好立地にあります。天候が悪い時にも安心です。

 

場所は駅ビル1階が証券会社のビル4階です。それ程広くはありませんでした。仕事を探している人が大勢いました。応対していただいた職員の方も結構親切でした。

わかものハローワーク

平成24年に正社員を目指す概ね45歳未満の若者のために設置されたのがわかものハローワークです。若年者の定義が45歳未満ということで結構幅があります。昨今の中高年フリーターの増加を反映してのことなのでしょうか。

 

わかものハローワークの特徴は求職者をマンツーマン体制で正社員の仕事に早く就くことを支援してくれることです。

 

具体的には各種セミナーを開催したり、各求職者のスキルや希望に応じた就職プランを作成してくれたりします。

新卒応援ハローワーク

新卒応援ハローワークでは卒業予定の学生や未就職の方専門のハローワークです。模擬面接や就職活動に役立つセミナー、イベントなどを開催しています。

 

希望者には臨床心理士による心理的サポートも行っているのは新卒応援ハローワークならではです。

マザーズハローワーク

マザーズハローワークは、 少子・高齢化による労働力の不足対策として、子育てをしながら就職を望んでいる人のために支援を行うため2006年4月に開設されました。平成27年4月現在 全国180箇所設置されていて、職業相談やセミナーなどを行っています。

 

マザーズハローワークの特徴は子供が遊べるキッズスペースや授乳やおむつ交換などが出来るスペースが設置されていることです。

 

またパソコン求人検索でもデスクの脇にチャイルドシートが設置されていることがあり、子供を連れて仕事探しを行うことが出来ます。

 

私の地元のハローワークには子育て中の方向けのマザーズコーナーが併設されています。

人材銀行

人材銀行は、埼玉、東京、名古屋、京都、大阪、福岡と全国に6か所あり、おおむね40歳以上の管理的、事務的職業、および専門的、技術的職業の経験者を対象に、職業相談や紹介、雇用相談を行っています。

 

求人登録から就職までハローワーク同様無料で利用することが出来ます。

ふるさとハローワーク(地域職業相談室)

ハローワークが設置されている市町村は限られています。

 

ふるさとハローワーク(地域職業相談室)は、公共職業安定所が設置されていない空白地を埋めるべく国と地方が共同で運営しています。地域に密着した求人情報が探せるのが特徴です。

キャリアアップハローワーク(キャリアアップコーナー)

非正規労働者の割合は全体の3割以上を占め、人数でも2000万人を突破しました。

 

キャリアアップハローワーク(キャリアアップコーナー)そんな派遣社員、パート、アルバイトなどこれまで正社員として働いた経験が少ない方が安定した職業に就くことを支援している施設です。

 

キャリアアップハローワーク(キャリアアップコーナー)の特徴は予約制・担当者制による職業相談・職業紹介、就職支援セミナーの開催などを行っています。

 

キャリアアップハローワークは全国32か所、キャリアアップコーナーは全国に69か所あります。

福祉人材コーナー

今後の高齢化社会では介護職員の確保が課題です。

 

そのようなニーズに対応するために介護・医療など福祉全般への就職を希望するかたの就職支援を行っているのが福祉人材コーナーです。

 

福祉人材コーナーでは「介護などに興味があるけれど経験がない方」なども利用しやすい工夫がされています。

 

具体的には社会福祉施設への見学の実施や福祉事業主との懇談会などが開催されています。

外国人雇用サービスセンター

外国人雇用サービスセンターは東京、大阪、名古屋に設置されています。

 

日本での就職を希望する外国人留学生や専門分野の技能を持った外国人の方の職業相談・職業紹介、在留資格に関しての相談などを行っています。